今年も東京マラソンの時期が近づいてきていますね。例年大変な盛り上がりを見せる東京マラソンですが、今年は開催にあたってちょっと心配な要素があるようです。
出典:https://mainichi.jp/articles/20200215/k00/00m/050/126000c
そうです、今も日本や世界各地で猛威を振るっている"新型コロナウイルス"ですね。
今回は皆さんが気になっているであろう"新型コロナウイルス"についてと東京マラソンの開催について記事にしていきたいと思います。(この記事は2020年2月15日時点での情報に基づいて作成されています。必ずご自身で最新の情報をご確認ください。)
そもそも"新型コロナウィルス"ってどんなウイルス?
最近ニュースで見かけるのはもっぱらこの話題ばかりだと思います。
いつ、どこで、何歳の男性/女性が、感染確認…決して海外ではやっているだけの病気だとのんきに構えていられるような状況ではもうないかもしれません…
感染を防ぐ、あるいは感染後の重篤化を防止するためにできるだけ正しい知識を得ることが重要だと思います。そこで"新型コロナウイルス"が一体どんなウイルスなのか調べていきたいと思います。
出典:https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1028451
今回話題になっている"新型コロナウイルス"は中国の武漢市が発生源であるといわれています。
実は厚生労働省によると、"コロナウイルス"で人に感染するものは6種類あるそうです。なんとそのうち2種類は一般の風邪の原因にもなりうるものだそうです。別の種類とはいえ、意外と身近なウイルスなんですね…驚いてしまいます。
出典:https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1017054
新型コロナウイルスの症状や内臓への影響
発生した際の症状としては、WHO(世界保健機関)によると、発熱、せき、息苦しさ、筋肉痛、けん怠感などがあるそうです。
重症化すると肺炎や呼吸困難、腎臓の機能低下などが起こりうるそうです。
"新型コロナウィルス"というと肺炎のイメージが強い人も多いのではないでしょうか?
私もきちんと調べるまでそう思っていましたが、感染したからと言ってかならず肺炎を発症するわけでなないようですね。中には無症状の感染者もいるようです。
新型コロナウイルスの拡大の経緯
では、"新型コロナウイルス"はいったいどのように感染が拡大していったのでしょうか?
厚生労働省の、"新型コロナウイルス"に関するQ&Aのページを確認してみました。
そこには次のように記載されていました。
問2 新型コロナウイルスはヒトからヒトへうつりますか?
ヒトからヒトへの感染は認められていますが、日本国内で、現在、流行が認められている状況ではありません。
風邪やインフルエンザと同様に、まずは、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえる「咳エチケット」や、石けんを使った手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q2
ニュースでも報道されていますが、やはりヒトからヒトへと感染するようですね。
対策としては風邪やインフルエンザと同様に、と言われていますがこれだけ広まっていると、これだけではなんだか不安な気もします。
出典:https://stillness.life/masukugakaeruanaba/
感染拡大の報道とともにマスクや除菌シートの買い占め騒動が起きたのも記憶に新しいですね。
予防したくても、その手段が乏しいというのは非常に不安なことだと思います。できることからでも取り組んでいきたいですね。
東京マラソンの歴史と概要
一度、東京マラソンの歴史と概要について触れてみましょう。
東京マラソンは2007年から東京都で行われているマラソン大会です。
2019年は3月(2018年大会までは2月)に開催されており、毎年多くの出場者と観衆が訪れています。
出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20190224-00115976/
東京マラソンには制限時間が設けられており、その時間は7時間となっています。この時間は通常のマラソンと比べると少し長めに設定されているようです。
市民が多く参加するマラソンなので、気軽に参加してほしいとの思いも込められているのかもしれませんね。
参加方法ですが、こちらは抽選になっています。前年の6月から8月に事前エントリーが行われ、その後抽選で参加者が決定されます。抽選の倍率は高く、ここ数年の一般の部の倍率は12倍近くで推移しています。
これだけ高倍率となると、やはり参加資格を得たからには参加したい!と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。
もし体調の悪い方がいたら、悲しいですが参加を見合わせてほしいところですね。
2020年東京マラソンはこのまま開催されるのか?
さて、今年の東京マラソンの開催はいったいどうなるのでしょうか?
今年の東京マラソンは2020年3月1日に予定されています。約二週間後の開催ですね。
2020年2月15日現在、公式から大会中止などの発表は出ていないようです。ただ、中国在住の参加予定者に自粛要請は出ているようですね。返金はしないようなので本当に自粛されるかは怪しいかもしれません。
今年出場できなかった中国在住者の資格保持者には、来年の出場権が与えられるそうです。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000023-nkgendai-spo
なんにせよ、今からたった二週間でこの"新型コロナウイルス"騒動が落ち着くとは到底思えません。なにしろ、現在も感染者が国内で増え続けており、15日には新たに東京都内で8人の新規感染者が確認されました。
個人的には、開催はやめておいた方がよいのではないか?と考えています。
もちろん一度決まったものを中止するということは、大変な労力のかかることだと思います。お金や物資など無駄になってしまう可能性もありますね。
しかし、東京マラソンは出場者だけでなく沿道での応援者など多くの人が集まるイベントになっています。
もし、その中に感染者がいたとしたら…?考えただけでも恐ろしいですね……
悪いことばかり考えるのはよくないですが、十分に用心して生活したいところですね。皆様も体に気を付けてお過ごしください。
※2月17日追記※
2020年3月に開催予定だった東京マラソンは、一般参加者の出場は中止になり、エリート選手約200人のみで実施されることがわかりました。エリート選手の基準は2017年2月以降に男子は2時間21分以内、女子は2時間52分以内を記録するなどした選手に限られるそうです。
参加予定だった方には悲しいニュースかもしれませんが、感染拡大防止のためにはやむを得ないことなのかなとも思います。テレビなどで大会の様子は放送されると思いますので、そちらを見て応援したいところですね。
東京マラソンと"新型コロナウイルス"のまとめ
1:"新型コロナウイルス"はヒトからヒトへ感染するようだ。
2:東京マラソンは多くの参加者と観衆がいるが、一般の参加者は抽選によって決定される。
3:2020年の東京マラソンは一般参加者の出場を取りやめ、エリート選手約200人のみで実施される。
以上です。
明日の芸能とスポーツの気になる話題レポでした。
お読みいただきありがとうございました。