セイコーGGP男子200mで日本にやってきたマイケルノーマン選手ですが実は彼の母親は日本人だったことを知っているでしょうか?
今日は世界陸上のメダル最有力候補であるマイケルノーマン選手について調べてみたいと思います。
マイケルノーマン選手はウサインボルト選手を上回る潜在能力の持ち主、彼の母親の経歴なども辿りながらルーツを調べてみました。
あの世界を震撼させたジャマイカのウサインボルト選手の200mの記録は2013年のタイムで19秒66、マイケルノーマン選手がセイコーGGP男子200mで出したタイムが19秒84と僅か0秒17しか違いません。
いかに彼の潜在能力が長けていてボルトにも勝るとも劣らないものを持っているのかがお判りでしょうか?
彼の国籍はアメリカですが、母親は日本人で中学校の記録保持者でもありました。
母親である旧姓斎藤伸江さんは浜松市の入野中三年の時に女子100メートルで11秒96の日本中学新記録を樹立しました(1989年)
また西遠女子学園高卒業後は米国に留学して移住します。
陸上短距離の選手だった米国人と結婚してノーマン選手を産みました。
だんだん成長していくにつれてノーマン選手はバスケットボールなども並行して取り組んでいましたが、2013年ごろから陸上短距離の200メートルと400メートルだけで取り組み始めたようです。
なんでもノーマン選手曰く、伸びていくタイムの数字の変化を見るのが楽しいとのこと。
また2016年には、二十歳未満が出場する大会新記録で優勝もしました。
ここでノーマン選手のプロフィールをご紹介します。
マイケル・アーサー・ノーマン・ジュニア 選手情報 フルネーム Michael Arthur Norman Junior ラテン文字 Michael Arthur Norman Junior 国籍 アメリカ合衆国 競技 陸上競技 種目 短距離走 所属 USCトロージャンズ 大学 南カリフォルニア大学 生年月日 1997年12月3日(21歳) 出身地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンディエゴ身長 185cm 体重 82kg 100m 10秒27 200m 19秒70 400m 43秒45
44秒52(室内世界記録)
普通に考えたら200mの半分の100mはノーマン選手の記録が19秒70なので10秒を切ることになります。
わたしの100mの記録よりも断然早いのです(陸上選手かよ、ここは突っ込んでください)
そこでわたしはノーマン選手の強さの秘密を探りたくて彼の走りを何十回と見てみました。
すると気が付いたことがあったのです。
それはほかの選手よりも全身がリラックスして走れていること、後続からやってきても余裕で自分より前の選手を軽々と抜かしていきました。
これは競馬でいうところの先行でもなく逃げでもなくたぶん追い込み型が一番合っているような気がします。
前の選手は抜かされたという実感のないままに置いて行かれていくそんな感じではないかと思います。
そしてノーマン選手の走りは実に優雅で全身をグニャグニャに柔らかくして最大限にリラックスした状態で腕を大きく振って走っているということがビデオをよく見た結果わかったのでした。
まるでかつてのゴールドメダリストのカールルイスやウサインボルト選手を彷彿させるような見事な走りだと思います。
ここで恒例の誕生日占いをしてみたいと思います。
1997年6月3日
実行力の塊のような人です。
自分でこうと思い立ったらすぐにその道を究めようとします。
バスケをやめて陸上にスパッと進路を切り替えたのもこのような性格があったからではないかと思います。
またスター選手の数字も持っていて将来はタレントとして活躍もできるのではないかと思います。
そして大金を稼げるという星の下に生まれていますのでスポンサーになる企業が次々と現れてくるのではないでしょか。
誕生日占いで調べてみる限りにおいてはノーマン選手は強運な星の下の元生まれてきたみたいなので今後の彼の活躍を見ていきたいと思います。
マイケルノーマン選手が世界一になるためにはどのようなことが課題となるのでしょうか?
こんなBIGな素材である彼にアドバイスは不要かもしれませんが個人的に気が付いたことを書いてみたいと思います。
具体的な練習方法などはコーチがいるのと彼独自の走法に口を出すので書きませんが少しだけ精神論的な観点から記録が伸びるために取り組む課題はこうだと書いてみたいと思います。
ノーマン選手がさらに記録を伸ばすために必要な要素は積極性ではないかと思います。
つまり記録に対するアグレッシブさがもう一つ欲しいなというところが正直な感想です。
走り自体は申し分ないと思いますが、ゆったりした走りにアグレッシブさが加わると鬼に金棒ではないかと思います。
またナイキとスポンサー契約。
バルセロナ五輪男子400メートルのゴールドメダリストであるクインシー・ワッツ氏の指導を受けています。
クインシーワッツ氏の指導方法は素晴らしいもので彼の強化するべきポイントを指導するときにノーマン選手に声で伝えていました。
もっと地面を押すんだ、プッシュプッシュ。
このプッシュすることで膝に力が加わり強力な推進力になるのは言うまでもありません。
クインシーワッツ氏の指導方法にレースでのアグレッシブさが加わることで記録はもっともっと伸びるのではないかと感じました。
またワールドレコードホルダーのウェイド・バンニーキルク選手が持つ400mの記録で43秒03をノーマン選手が打ち破ることになれば東京五輪の栄光は彼のものになるに違いありません。
マイケルノーマン選手のまとめです。
1:日本人中学陸上の記録を母親に持つマイケルノーマン選手の潜在能力は引退したウサインボルト選手に勝るとも劣らないもの
2:彼の走り方はカールルイスやウサインボルトに似ていてとてもリラックスして走っている
3:ノーマン選手の今の方法に加えてほしいのはアグレッシブさである